アクダマドライブ【その少女…詐欺師!? 誤解です!】
(引用:アニメ公式サイト アクダマドライブ)
タイトル
アクダマドライブ
・2020年10月~12月 放送 全12話
・FOD(フジテレビ・オンデマンド)にて独占配信中! 第1話が無料視聴可能
・BD/DVD 全6巻
あらすじ
“アクダマ”と呼ばれる犯罪者が跋扈するカンサイ。
ごく普通の社会人生活を送っていた“一般人”は、ある日、不幸な誤解から警察に逮捕されてしまう。
そんな中、一部のアクダマのもとへ、莫大な報酬を約束する謎の“依頼”が舞い込んでくる。
依頼の内容は、カンサイ警察署に囚われた“ある人物”を救出すること。
それぞれの理由で依頼を請け負ったアクダマたちは、こぞって警察署を襲撃。
大混乱に巻き込まれた“一般人”は…“詐欺師”と勘違いされる!?
感想
過去に戦争が起こり2つに分裂した国が舞台のオリジナルアニメ。
この作品では登場人物の名前は付いておらず、「詐欺師」「運び屋」「喧嘩屋」「医者」「ハッカー」「殺人鬼」「チンピラ」などの肩書などで呼ばれている。
「カントウ」の属国となった「カンサイ」には治安を乱す犯罪者「アクダマ」が跋扈していた。
そんなある日、一般人だった主人公女性は不幸なことが重なり犯罪に巻き込まれ、詐欺師として指名手配されてしまう。
「詐欺師」が巻き込まれた犯罪は過去最大の犯罪となり、「カントウ」「カンサイ」中を根底から覆すような自体になるのだった。
本作品は前半と後半で勢力図が変わっている。
前半では謎の依頼により、集められた7人の犯罪者「アクダマ」は依頼の達成に向けて行動する。
しかし、後半では新たな依頼を受けて行動するが、各々の本性が次第に表していく。
また、本作品には犯罪者「アクダマ」に対抗する絶対的な正義の使者として「処刑課」と呼ばれる組織が存在しており、「アクダマ」への処刑権が与えられている。
主人公たち「アクダマ」の前に現れ終始に渡り敵対する。
本作品のもう一つの題名として「処刑課」の存在意義を問うモノもあり、正義の信念を貫くか、強引な手段を持って事態を収めようとするか、何が正義か問いかけている。
作品としての作画は安定して良く、OP・EDテーマは作品の雰囲気を盛り上げている。
衰廃した世界、サイバーパンク的なアニメが好きな方は、ハマるはずだ。
一般人だった詐欺師の嘘が世界をどこまで動かすのか……ぜひとも最後まで見てほしい。
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